「残り半年に人生を賭ける日記」から単なる「受験日記」に変更した。タイトルに興味を惹かれて見に来る人が大半だろうけれど、内容を見てがっがりされそうだから。

勉強を開始してから2週間あまりが経過した。青チャートは1日15題ずつやっている。寝る前に解けなかった問題をざっと見直し、翌日の朝に復習、そして一つの単元が終わった時点で復習することにしている。現在、?が終わってAに入ったばかり。青チャートにしてよかったと思うことは、
? 全ての公式や基本事項が確認できる
? 全範囲を網羅しているので自分の穴が見つかる
この2点。一方で、青チャートを使っていて不安な点は、
? 期間内で終えるのが厳しい
? 二次試験対策用の応用問題が少ない
この2点だ。でも、この間の模試で解けなかったのと同じ問題が出てきたりすると、やはり基本事項が埋まっていないのに応用問題が解けるはずないな、と思い知る。青チャートにした理由は前回書いた他にもう一つあって、万が一にも翌年に持ち越す可能性を考えると、今年の内に完璧に基礎を埋めておきたい気持ちが強いからだ。

以前、ある受験掲示板で「ケアレスミスは重大な問題だと認識すべし」という言葉があった。その意味を最近しばしば実感している。解答を間違える場合、
? ケアレスミス
? 解法そもののが思いつかない
の2パターンあるわけだけど、ケアレスミスで間違える確率がほどんどなのだから、確かにこれは大問題だ。
ケアレスミスにもいろんな種類があって、一番多いのは単純な計算ミス。次に多いのが、条件を忘れてしまうこと。例えば問題文のはじめに「aを0ではない定数とするとき…」と書いてあるのに、解答を0 ≦ a ≦ 1 などとしてしまったりする。

最近の反省点としては、全体的に遅れ気味であること。寮の部屋に必要な教材を置いてきてしまって他の教科の勉強があまりできないので、数学と英語ばかりやっている。するとダレ気味になる。
もう残り5ヶ月を切ってしまっている。5ヶ月という期間は、合格するためには短いけれど、ダレるには十分なほどの長さでもある。締め切り効果を考えてこの件も対策を練らなければと思った。

模試の問題というのは初見で見ると、どこかで一度は目にしたことのある問題ばかり。にもかかわらず、試験会場では自力で最後まで解けない。自宅で解答を見ると、実は基本的な問題である上に、ケアレスミスを連発していることが判明する。これまでたくさんの解法パターンに接していたつもりだったけれど、計算力がない上に基礎に穴がたくさんある状態なのだと思う。去年の予備校のテキストはセンターが終わってから復習することにして、地道に『センター試験突破・計算力トレーニング』』『基本事項集』『青チャート』で基礎の確認をすることにした。

大学の友達と遊んだり毎日ゆったり過ごしたおかげで、伸びきったゴムのような頭もすっかりリフレッシュできた。
自分の今の実力を自覚するために日曜日に代ゼミの記述模試を受けに行ったところ、予想通り数学が更にできなくなっていた。6ヶ月程度のブランクでこの状態とは、元々身についていなかったということだと思う。数学に8割もの時間を費やしてきたというのに。受験攻略本などによく書かれていることだけど、効率の良い勉強のやり方は大筋的には決まっているという。
　?復習重視の勉強に切り替える
　?過去問を参考にして無駄を省く
　?センター対策を万全にする
この3つを柱にして、より効率の良いやり方がいろいろ説かれているわけだけど、
　a 今の自分の学力がどの程度で、
　b どこに弱点があって、
　c どの問題集を選ぶのが個人にとってベストか
これは極めて個人的なことなので、どの攻略本にも載ってないから自分で知るしかない。?〜?は去年も意識してやってきたつもりだったけど、
　 ? 事務的に反復するだけで本当には身についてなかった。
　 ?? 過去問をやるだけで自分の弱点の分析・補強をしていなかった。
いかに頭を使わず惰性で勉強していたかがよくわかる。